低用量ピルの副作用予防ポイント

低用量ピルの副作用予防ポイント

低用量ピルの副作用には、吐き気、むかつき、頭痛、片頭痛、乳房膨満感など胸に関係する副作用、肌トラブル、体重増加、不正出血などが挙げられます。副作用を予防、又は、軽減する為の方法を副作用別に詳しく掲載しています。

 

吐き気、むかつき

この吐き気やむかつき、嘔吐などは卵胞ホルモン(エストロゲン)により起こる症状です。しかし、低用量ピルは中用量ピルに比べ卵胞ホルモンの配合量は20~40%と少なくなっています。その為、吐き気などの副作用症状は随分少なくなっていると言えます。しかし、卵胞ホルモンの感受性は人それぞれの部分が大きいので全く副作用が起こらないとは言えないのが現状です。対応策としては服用時間を就寝前にするなどといった事が有効です。

 

頭痛、片頭痛など

この副作用も卵胞ホルモンにより起こる副作用です。激しい頭痛は血栓症を疑って下さい。痛み止めを服用してマシになる、2~3か月使用してマシになるなら使用し続けてもかまいません。しかし、改善されいようなら医師に受診して下さい。

 

乳房膨満感など胸に関係する副作用

この副作用は、黄体ホルモン(プロゲステロン)により起こるものです。この乳房の張りや痛みは長く続くことがあります。その場合はピルの変更をする方がよいでしょう。

 

肌トラブル

低用量ピルを飲んで肌が綺麗になったという方もおられますが、反対に肌トラブルが起きたという方もおられます。それはアンドロゲンという男性ホルモンの仕業です。通常アンドロゲン作用は卵胞ホルモンにより抑えられているのですが、低用量ピル服用でそのバランスが崩れるために起こります。その場合、アンドロゲン作用の少ない低用量ピルを使用する事で予防できます。

 

体重増加

ピル服用で体重増加する事があります。ここで心配しなければならないのは肝機能障害からくる体重増加です。しかし、低用量ピルでは肝機能障害からくる体重増加はほとんど起こりません。低用量ピルの体重増加の原因は以下の3つがほとんどです。

  1. 体内の保水力の増加によるもの。むくみやすくなるという事です。
  2. 脂質代謝異常が原因で起こります。アンドロゲン作用の少ない低用量ピルの服用で解消されます。
  3. 食欲増進してしまう場合。これは自ら気を付けるほかありません。

 

不正出血

低用量ピルを使用したことで起こる不正出血は、24時間以上服用時間が開くと起こりやすくなります。決めた服用時間を守る事でこの副作用が起こりにくくなります。服用初期の軽い不正出血であれば気にすることなく使用してください。使用周期が重なるにつれ体が順応していきこの副作用は少なくなっていきます。1相性タイプの低用量ピルは不正出血が起こりやすいと言われていますので、どうしても気になる様なら3相性タイプの低用量ピルに変更する事で解消しやすいと言えます。

 

低用量ピルの副作用についてお分かりいただけたと思います。低用量ピルの副作用は多少のものなら2~3か月経った頃には解消されているものがほとんどです。しかし、やっぱり合わないなと思った時には一時中断するか、他の低用量ピルを使用する事も大切です。その場合は医師の判断を仰ぎましょう。

 

副作用を出さないようにする為には正しい使用方法を守る事も大切です。 正しい使用方法で快適な低用量ピルライフを送りましょう。

低用量ピル一覧

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